2025年分の路線価が4年連続で上昇、相続税の評価額にも影響

国税庁が2025年7月に公表した令和7年分の路線価は、全国平均で前年より2.7%上がり、4年連続のプラスとなりました。なかでも東京都は8.1%の上昇です。首都圏に土地をお持ちの方やご家族の相続を考えている方にとって、土地の評価額が上がる可能性があるという点で関係の深いニュースです。

何が変わったのか

路線価とは、道路に面した土地の1平方メートルあたりの価格として国税庁が毎年公表しているもので、相続税や贈与税で土地を評価するときの基準になります。今回公表された令和7年分は、全国平均が前年比2.7%上昇し、4年連続でプラスとなりました。とくに東京都は8.1%上昇するなど、三大都市圏で伸びが目立っています。路線価が上がると土地の評価額も上がるため、相続税や贈与税の負担が増える可能性があります。

首都圏の住まいへの影響

東京・埼玉・神奈川・千葉に土地をお持ちの方にとって、地価の上昇は土地の評価額の上昇につながり得ます。評価額が上がると、いざ相続が起きたときの相続税の計算に影響することがあります。ご自身の土地が今どのくらいで評価されるのかを早めに把握しておくと、慌てずに準備を進めやすくなります。なお、実際の税額は土地の形や利用状況、各種の特例など多くの要素で変わるため、具体的な金額は個別に確認することが大切です。

いつ・何を確認すればいいか

よくある質問

Q. 路線価が上がると、必ず相続税が増えるのですか? A. 路線価が上がると土地の評価額が上がり、相続税の負担が増える可能性があります。ただし実際の税額は土地の状況や各種の特例など多くの要素で決まるため、必ず増えると言い切れるものではありません。具体的な計算は税理士にご相談ください。

Q. 東京以外の首都圏(埼玉・神奈川・千葉)は関係ありますか? A. 今回の発表では全国平均が前年比2.7%上昇し、東京都は8.1%の上昇でした。地域ごとの細かな数値はお持ちの土地の場所によって異なるため、国税庁の路線価図でご自身の土地の路線価を確認することをおすすめします。

Q. 自分の土地の路線価はどこで調べられますか? A. 国税庁の「路線価図・評価倍率表」(https://www.rosenka.nta.go.jp/)で、土地が面する道路ごとの路線価を確認できます。見方が分からない場合や評価額を正確に知りたい場合は、税理士など専門家にご相談ください。